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" ――この論考には識者らから多くのコメントが寄せられました。「既存メディアの役割は、共感や感情で人々に訴える記事ではなく、客観的なデータに基づいた論理的で冷静な記事」などと論旨に同意する意見も複数ありました。ほかのメディアにも是非をめぐる議論が広がっています。
この論考がこんなに話題になったことに驚いています。記事では、「データや根拠を前面に打ち出さず、エモーショナルな内容のエピソード主体の記事」と、「ファクトが中心の記事」が分けて論じられています。
ですが、ジャーナリズムを「エピソード=感情的」、「データ=冷静」と二項対立させるような論じ方に疑問があります。
データやファクトを伝えるだけでなく、人に訴えるエピソードがなければ世の中は動きません。この二つをうまく組み合わせたストーリーをつくることこそ、ジャーナリズムの役割です。
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データか「エモい」かでない補完こそ 林香里さんと考える新聞の役割:朝日新聞デジタル
https://digital.asahi.com/articles/ASS6W1TM5S6WULLI005M.html?ptoken=01J1P3EFATB1JXDDA99Z9JW9ZW