年金制度、いちばん苦しくなるのは「今の若者世代」ではなかった…!【衝撃】 https://gendai.media/articles/-/132512
マクロ経済スライドの発動によって年金財政は急速に好転に向かい始めており、年金制度が危機的な状況に陥る可能性は限りなく低くなった。現在30歳以下の若者にはかなりの朗報といえるだろう。
一方で急浮上しているのが、高齢者の貧困問題である。年金を今後20年間で、強制的に2割減らすので、当然の結果として、今の中高年世代が年金をもらう頃には、生活がかなり苦しくなる。近々高齢者になる層の貧困問題こそが、政府における目下、最大の課題ということになる。
高齢者の給付を強制的に減らす措置を実施したおかげで、年金制度は十分に存続できる状況となっており、若い世代の人は過度に不安を覚える必要はなくなりつつある。一方で、近い将来、年金を受給する中高年層の老後は相当、厳しいものとなるだろう。