炭素回収技術研究機構(たんそかいしゅうぎじゅつけんきゅうきこう、英:Carbon Recovering Research Agency)とは、二酸化炭素回収装置の開発・販売などを行っているベンチャー一般社団法人である。略称はCRRA(シーラ)。
概要
代表理事・機構長は発明家、起業家で、ホリプロに所属するタレントである村木風海。2017年10月5日に創立、2020年4月7日に一般社団法人化した。
「地球温暖化を止め人類77億人全員を救う」「空気中の二酸化炭素からあらゆる有機製品を合成(全合成)・石油製品を置き換える」「人口爆発に備え火星移住を推進する」という、3つの野心的な目標を掲げているが、上記目標実現のための具体的な技術、事業収支や事業計画などについては、非公開や不明瞭な点が多い。経営は合議制を採用しておらず、法人のすべての方針を村木が決定する独任制である。
事業内容
現在は二酸化炭素回収装置「ひやっしー」の開発と販売、二酸化炭素から製造する燃料(バイオ燃料・E-fuel)「そらりん」の開発、サイエンスショー、講演会などを行う。
同社が行うとしている事業は以下の通り。
気候変動を抑止するための研究開発
有人火星探査等、次世代の宇宙関連技術の研究開発
低炭素社会を実現するための自動車・鉄道・船舶・航空機・宇宙機等の輸送手段の設計及び研究開発、製造販売
研究開発の過程で生み出した装置・製品等の販売及びリース事業
次世代の科学者育成や科学に対する世間の理解・関心向上を目的とした教育事業・啓蒙活動、講演活動及び広報活動
陸上運送事業、海上運送事業、定期航空運送事業、不定期航空運送事業、航空機使用事業及び宇宙運送事業
空港及び宇宙港の設置・運営・管理
地球上、宇宙空間及び惑星・衛星上における建築工事、土木工事及び設備工事、土地開発、都市開発、地域開発並びにこれらに関する企画、設計、施工及び管理
旅行業法に基づく旅行業
宇宙旅行事業
前各号に附帯関連する一切の事業
そのほか、2023年5月には学校創設の計画があることを明らかにしている…