呉座さんのネット誹謗中傷は、地方や国、部落問題などに及んでおり、「あらゆる」という文言がそこまで頓珍漢とは思えません。このことは3年前に、私自身 https://researchmap.jp/blogs/blog_entries/view/137817/8c1b9642f73e022e8cab9084b3d75e42?frame_id=478704 の記事で検証し、「あらゆる」にも妥当性があると https://researchmap.jp/blogs/blog_entries/view/137817/e8a8d48c630cab3b1f87086c2c3d38ef?frame_id=478704 で論じました。
呉座さんの訴訟は、呉座さんの件を受けて出されたオープンレター「女性差別的な文化を脱するために」との訴訟でも敗北的な和解を余儀なくされており、日歴協の件での敗訴も驚きではありません。そのこと自体への考えは和解時点で https://researchmap.jp/blogs/blog_entries/view/137817/73f1851d4b0203c2b0d97938267b6d85?frame_id=478704 に書いており、特に考えは変わりません。
ただ私が判決文でびっくりしたのは、前掲私のブログ記事が、判決に登場していたことです(20ページ)。しかも証拠番号が「甲」で始まっているということは、原告の呉座さんの側が使ったらしいです。しかし該ブログは日歴協の声明を支持する文脈で書かれており、呉座さん側の支持材料になるかというと…