昨日、道の端にしゃがんでカメムシ撮ってたら「具合悪いんですか?」と声をかけられた。見上げると、若い美人と老婦人の2人組。心配してもらって申し訳ない、ただ虫の写真を撮影していただけであること、そして心配してくれたことにお礼を言った。普通ならここで「ああそうですか」で終了のところ、彼女たちはさらに「なんでカメムシ撮ってるんですか」「カメムシお好きなんですか」と妙にしつこい。
宗教の勧誘だった。「カメムシって面白い形してますね。なぜカメムシが面白い形をしているかというと、それは神がお作りになったから」という具合に始まった。やっべ面倒なことになったなと思ったけど逆らわず適当に話を合わせて終わらせ、撮影の続きをした。逃げられてなくて幸い。
後になって、こんな体験が前にもあったのを思い出した。そのときもカメムシの写真を撮っていた。若い美人と老婦人の2人組に声をかけられ、同じように「なに撮ってるんですか」「カメムシお好きなんですか」と妙にしつこかった。親子には見えないしヘルパーさんと介護老人にも見えないし、何だったんだろうと不審に思っていた。たぶんあれも勧誘だったんだと思う。