中原 麻衣(なかはら まい、1981年2月23日 - )は、日本の女性声優、歌手、ラジオパーソナリティ。アイムエンタープライズ所属。兵庫県で生まれ、愛媛県や福岡県などで育った。
来歴
生い立ち
出生は兵庫県明石市。幼少期は転居の機会が多く(兵庫、大分、愛媛、福岡)、思い出の時期をその頃住んでいた家によって判断できるという。中学3年から上京するまで暮らしていた、帰省先である福岡県北九州市を出身地としている。
幼児期から中学3年2学期までの約10年は、祖母がいた愛媛県西宇和郡伊方町在住であった。そのため、『七人のナナ』のアフレコでは愛媛県新居浜市出身の水樹奈々と会うたびに伊予弁で会話し、模造紙を「鳥の子用紙」と呼ぶなど愛媛周辺居住者の特徴を有し、『アイドル大阪環状線』にゲスト出演した際のクイズでも愛媛の知識に富むことを示した。
デビュー前
小学5年の時には既に声優を志望し、『七つの海のティコ』に影響を受けて中学を卒業した時点での声優養成所入りを望んでいた。しかし親の勧めで高校を卒業し北九州から上京した。親からの援助はなかったため会社の寮に入り、医療事務をしながら日本ナレーション演技研究所に通った。声優志望を告げた上で採用された約10ヶ月のOL生活では、「鬱屈とした日々を過ごしたこともあり、その時期に声優になるという思いをさらに強めた」ということを語っている。
日本ナレーション演技研究所の在校中、基礎科の段階で関連会社オーディションに合格し、アイムエンタープライズ所属となった。所属してからは、いつ仕事が来てもいいように居酒屋でアルバイトをしていた。偶々同じ養成所の人物がそこにおり、仲良くなれて楽しかったという。初仕事は19歳の時で、養成所の『声優レッスンビデオ』の出演だった。2000年10月には、ラジオ番組『VOICE CREW』の7代目パーソナリティとして起用され、ラジオ・ゲームから声優活動を開始した。
デビュー後…