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今朝、韓国KBSニュースを見ていたら梨泰院の群衆事故の調査と質疑応答で野党民主党に追及された政権与党の議員が「文前大統領がプンサン犬の世話を大統領府に押し付けている」と論点のすり替えをしてきた。
件のプンサン犬は前大統領が大統領時代に受け取ったもので、大統領が受け取ったものはすべて大統領府に帰属するという規則に則って、いったんは引き取ることにした犬を大統領府に戻すことを妥当と判断したことを言っている。
論点のすり替えの質が悪いことに呆れた。
朴槿恵元大統領時代のセウォル号事件の時と同じで、保守が行政権を握るとまともに仕事をしないという悪い弊害が出ていると思っていたら、同様の指摘が本国でもあるようだ。
梨泰院がハロウィーンでひどい混雑になり事故が起きる事前報告書を行政が握りつぶしていたこと、龍山区区長がその安全対策のための事前会議に出席しなかったことなど、行政のトップである大統領の弾劾に到達するような問題がボロボロ出てきている。
弾劾に賛成。