有事の円買いの背景を考えてみた。
バブル中は超円安。一方でみんながお金を使って経済回してた。
⬇
バブル崩壊後、急速にデフレと円高が進む。インフレとは逆の「通貨の価値が高くなる」現象が起こる。円は安全資産として評価され買われた。
⬇
リーマンショックや東日本大震災でデフレが顕著に(失われた20年)。
⬇
その後、世界的に経済成長。しかし日本はデフレと国民の低い金融リテラシー、企業の投資意欲の低さなどでインフレにならない。
⬇
アベノミクスと異次元緩和が導入されるも、相変わらず日本人の金融リテラシーが低く、思ったよりも投資が進まずインフレにならない(失われた25年)。
⬇
ヘッジファンドが円の安全資産としての価値が薄れていると注目し始める。
⬇
コロナショック。米国はデフレを恐れたことによる金融緩和で、逆に行き過ぎたインフレと株高を引き起こす。消費マインドが高い米国では、日本とは真逆の現象が起こった
⬇
米国は金融引き締めを始めるが効果が出ず、「高金利かつ好景気」に。ドルの預貯金としての価値も、米国株を買うための原資としての価値も上がる。
⬇