もしかして必要なのは、高望みしないこと?
ヒラリー・クリントンのパレスティナへの批判を聞いて、彼女を拒絶反応を示す人たちがいっぱいいるみたいだ。私も彼女を政治家として積極的に支持したいか、と尋ねられれば、たくさん文句がある。でも、2016年の大統領選でトランプが選ばれてしまったことが、日本人の私にとっても、よかったとは思わない。
以前は候補者の細かい過去や政策にこだわって、当選可能性なくとも、一番自分の考えに近い候補に投票をしていた。でも、最近、候補者に当選の可能性があるのか? 対立候補と比べてどちらが害が少ないのか?と考える。「Lesser Evil」(ましなほう)を選ぶ。
ポリコレ的にはダメだけど、大昔の米国TVの「Lowered Expectations」という結婚相談所のコメディスケッチを思い出す。政治家を選ぶ時、パートナーとの出会いや選択と違い、ひとりでいいとか、いい人が見つかるまで待つとか(=棄権)できない。
”I am looking for a man!” ”A kind man, no mean man!"