〈衆議院補欠選挙、東京15区、立憲民主党酒井なつみ候補の選挙運動最終日4月27日夜の演説会(豊洲)〉(3)
■枝野幸男・立憲民主党前代表
「私が「まっとうな政治」というキーワードを掲げ、立憲民主党を立ち上げた2017年の総選挙から7年。残念なことに、今ますますまっとうでない政治がはびこっている。
この選挙を、まっとうな政治を取り戻す、作り上げる第一歩にしないといけない。
裏金の自民党政権では、パーティー券を買えない普通の私たちにはいつまでも光が当たらない。自民党政権の構造を温存していては、私たちの生活の苦しさも続く。
円はドルだけでなく、他の通貨に比べても下落している。これは日本経済への評価や信頼が揺らいでいるからだ。
強いものばかりにさらに利益を誘導する政治を続けていくうちに、日本の経済は弱ってしまった。裏金と円安はその象徴だ。
だけど、私たちの国にはまだまだ力がある。」