Natsue Alghazaliさんのツイートの「いつの時代のかな」と言うので言えば、やっぱり私は『追憶』を思い出してしまうな。学生運動よりも赤狩りの頃のハリウッドの話が中心だったんだけど。
あれは戦争中から始まってるけど、「1937年、大学の創作クラスで出会ったケイティ(ストライサンド)とハベル(レッドフォード)の、その後20年にわたる愛の変遷を激動の時代を背景に描き出す」(eiga.comより)なのか。映画では警察と直接揉み合うような場面はなかったけど。
ついでに日本の話をすると、私は両親が60年安保の頃の学生で、昔の話は聞かされていた(砂川で母親が機動隊の脚を蹴飛ばしてやったと、よく武勇伝を語っていた)。70年の頃の学生運動については、私が小学生の頃の話で、私の実家の近くで、うちの窓からかぶりつきで機動隊と過激派の攻防を見てたから(催涙ガスで目が痛くなった)ごく身近で見てたけど、うちの親はまったくシンパシーを感じてない様子だったから、子どもの私も、ただの暴徒として距離を置いて見ていた。
今の若い人たちがそこらへんごちゃ混ぜになっちゃってるのは悩ましい。政府のプロパガンダは成功したよね。
私自身はまったく無風状態の時代に若い頃を過ごしたから、直接的にはそういうものを体験したことはない。