ひとことで言うと、リアリティを追求によりゲーム的な面白さが台無しになっている。主人公の誕生から数年間は短いスパンでイベントをこなすことになるが、「就職」のイベント終了後、あとはひたすら40年以上「通勤」をこなす作業ゲーと化す。しかも、中盤に実は主人公はこの物語の中心人物ではなかったと明かされ、しかし、それ以降も「通勤」という単調な作業が続く展開にはあまりにも救いがない。製作者がこの「人生」というゲームをこのようにデザインしている意図が不明。このゲームが全世界でもっとプレイされているゲームだということが理解できない。
【評価】★★☆☆☆