昨日、指文字の練習をしながら、指文字も一種の表音文字だよな、しかし生まれつき聞こえない人は「音」を知らない状態で表音文字をどのように習得するのだろうとぼんやり考えた。
漢字(表意文字)と違って片仮名やひらがな、指文字などの表音文字は、文字それ自体が意味(イメージ)を持たない。表音文字が表しているのは音だけである。
聞こえる人の場合、表音文字をIN/OUTしながら脳内で単語⇔音⇔文字に変換していると思う。例えば指文字の「ア」「イ」「ス」を読み取りながら無意識に音に変換して「aisu…アイスか!」と単語(すなわち意味)と繋げて理解している。聞こえる子どもは文章を書きながら「あ~い、す…」と無意識に声に出すことがあるけど、あれは単語→音→文字に変換しているからこそ起きる現象だろう。
年配のろう者の中には指文字がわからない、苦手な人も一定いるけど、むしろそれって当たり前じゃない?と思う。音を知覚できない、聞いたこともないけど指文字を理解できる人は、なにを媒介して表音文字と単語(意味/イメージ)を繋げているのだろうか。
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ちきささ🔥🤝🌊 (c_ssk@fedibird.com)'s status on Tuesday, 23-Apr-2024 11:46:53 JSTちきささ🔥🤝🌊