以前、Twitterでも呟いたのだが、「原発は日本経済のためには当面の間必要」という言い方は、約160年前アメリカ南部の「紳士」たちが「南部の発展のためには奴隷は必要」と言っていたのと本質的に変わらない。映画『風と共に去りぬ』でも、南北戦争勃発直前のパーティのシーンで、「腰抜けの北部のヤンキーどもなんか楽勝だ」と盛り上がっているところに独りレット・バトラーだけが「南部にあるのは綿と奴隷と傲慢さだけ」と冷や水ぶっ掛けるシーンがあって、カッコいいと思ったのだが、日本にあるのは「地方の搾取と、地震の被害などなんとかなるという楽観論だけ」だよな。