精神障害者がどんな生きづらさを抱えているのか、社会に対してどんなことを求めているのか、制度上の不備はないのか、健康で文化的な最低限度の生活は保障されているのか……などについて特に知ろうとすることはせず、なんとなくのイメージで「精神疾患って簡単に診断してもらえるんでしょ、手帳とかも簡単にもらえるんでしょ、それで安く電車に乗ったり映画見たりできるんでしょ、ずるいずるい」などと言っていられるその特権性が心の底から憎い。