父親の暴力から逃げてきた知人がいる。母は子を残して逃げてしまった。夫の暴力に耐えかね、そして子を連れては生きていけないと思ったのだろう。だが当然、その暴力は子に向く。知人は父親の暴力に耐えかね、逃げ出した。幼い弟を残して。弟はどうなったかは聞いていない。ただ、生きてはいる。
こういう父親の意向に沿い、暴力の犠牲となるその家族たちを暴力の下に縛りつける制度をこの現代にあらためて構築しようというそのクソみたいな思いつきはどこから出てきた?
男様の振る舞いに女子供は文句を言うな、耐えるのが義務だと、そういうことか?
最近の自民党を代表する男様の考え方はもう既に時代錯誤なんてもんじゃなく机上の空論になりつつある。思考のみで先鋭化した自分に都合の良い非現実を実現化しようという一から十までナンセンスな思考だ。
いいか、誰かの心地よさのために生まれ、生き、存在する個なんて古今東西一つもなかったんだよ。それが間違ってるから長い時間をかけて少しずつそれを正してきたんだろうが。「ボクのために設置されてた便利なお道具たちが逃げちゃったよ〜!」と泣き喚く坊やをヨシヨシするための制度なんぞあっちゃならんのだ。
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