"男性は2021年11月から、2次下請け業者(埼玉県川口市)と業務委託契約を結び、3次下請けの個人事業主として働いた。契約時には「1日100個くらい」と説明を受けていた荷物個数は増え続け、200個を超える日もあった。長崎市内の物流拠点で自ら用意した軽ワゴン車に商品を積み込み、車が通れない坂や階段、路地が多い斜面地などで運び続けた。
日当は当初の1万4500円から、ほとんど変わらなかった。燃料代や車の整備費などは自己負担。ガソリン価格の高さが全国トップクラスの長崎で重くのしかかった。男性らは23年9月、セールで荷物が増えた際に支給されると説明を受けた加算金が約束通り支払われなかったとして、業務を半日ボイコットした。配達員の不満が爆発した形になった。"
仕事失ったアマゾン労組組合員 「懸命に荷物運んできたのに…」 | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20240409/k00/00m/020/144000c