バチカン、少し前まで同性愛に対しても極めて敵対的な姿勢を取っていたのが最近少し緩和していたものの、90年代から現代まで続く反ジェンダー運動(SRHRや性的マイノリティの権利が主張されることに反対して構成された運動)の出発点はここなわけで、実際のところSRHR全体、とりわけリプロダクティブ・ジャスティスに関して、そしてトランスの権利に関してはどうするのか、警戒心を拭えずにいた。悪い方向に予感が当たってしまった。
ジェンダー肯定医療や代理出産(こちらもおそらく主にLGBTQコミュニティをターゲットとして念頭においている、少なくとも欧米系ではそのような方向で機能するだろうと思われる)への反対は悪い意味で予想通りだけれども、バチカンはIVFにも明確にNOを言ったのか。
アラバマの体外受精実質禁止とも響きあうし、なんか時代が戻っていく感じがある…
https://www.nytimes.com/2024/04/08/world/europe/vatican-sex-change-surrogacy-dignity.html