#小林製薬がんばれ というタグがツイッターのトレンドに上がっていて何事かと思ったら、反ワクチン系の人たちが盛り上がっていて、そこに「グローバル企業の企業と政府の陰謀に立ち向かう日本企業」みたいな構図の人がのっかって、阿鼻叫喚の陰謀論祭りとなっていました。陰謀論につける薬はありません。
そもそも小林製薬は、毒にも薬にもならないどうでもいいものを、面白い名前を付けて、宣伝しまくって売りつけるという会社じゃないでしょうか。なんとなれば、小林製薬は売上の15%を宣伝に投入し、研究開発には5%しか投入していないのです。同社の決算に書いてあります。
https://www.kobayashi.co.jp/ir/report/explain/pdf/2104.pdf
これが、医師が使う薬を自前で開発している「ちゃんとした」製薬会社、日本なら武田とか第一三共の決算を見ると、売上の15~20%ぐらいを研究開発費に投じています。宣伝費は最近の決算ではよく分からないのですが、2011年の第一三共は2割を研究に、1割を宣伝に使っています。