また、「脆弱」であることをきょうちょうすることは、そのまま「庇護されねばならない」と言うように接続され家父長制の論理に繋がっている。差異を優劣に置き換えやすく捉えることはフェミニズムとして破綻していると思う。女性の身体の差異が優劣に見えているのは、暴力が支配する社会に問題があるのだと言うことをまず指摘すべきだろう。