私たちはデジタルプラットフォームに翻弄され、民主主義の行方は危うくなっています。一方、テクノロジー企業は政府の規制に反発し、放任を求め続けています。
以上のようなストーリーが目新しく感じる人もいるでしょう。逆に聞き飽きたと思っている人もいるかもしれません。
ひとついえることは、これは「私たち全員に関わる問題である」ということです。
民主主義がテクノロジー企業のプラットフォームで歪められているとしたら? そして世界が一握りのテック富豪=テクノ封建領主が専制君主のように振る舞う「テクノ封建制」に向かっているとしたら? 自由な市場は問題を解決できず、むしろ助長しています。
私たちになにができるのか?
少なくとも、私たちはまず問題を把握して、思考する必要があると思っています。