年金は、働いているときに積み立てたお金を年をとってから受け取る方式だったのが、1985年に「賦課方式」という方式に変わって、現役世代が今払っている年金の掛け金を、今の年寄がもらう方式になったのだが、詐欺だと思う。
だったら1985年までに積み立てておいた金はどこ行ったの?そのお金必要なくなっちゃうよね。
それに、賦課方式なら存在しないはずの、GPIFの170兆円は何なの?GPIFで170兆円も運用してるけど、それは積み立ててまだ払ってない年金じゃないの?
年金のシステムはおかしい。厚生年金は、会社が払う分も合わせると、収入の18.3%を払っている。40年間その分をためておいたとして、それを受け取るだけでかなりの額を受け取れる。確か今の支給額で20年はもつ計算だ。つまり、厚生年金なら積立方式で十分やっていける。それなのに、1985年に「賦課方式」に変えて、それまでためていた年金はチャラにして、今は「年金受給者1人を現役世代2人で支えなきゃならない、荷が重い」などと世代間対立を煽っている。全部年金の設計がおかしいせいだ。その設計のおかしさ、つまりは政府の不手際を、高齢者が生きているせいに押し付けている。政府は詐欺師と同じだ。次から次へと金を出資させて、あとから払った人の金で前に払った人に「儲かった」と配当を払うポンジスキームを使う詐欺師だ。金を奪うだけじゃなく、世代間対立を煽って自分の責任を高齢者に押し付けるのが罪が重い。