昨日のアカデミー賞で起きた、白人受賞者がアジア人プレゼンターを無視した2つの事件(RDJがキー・ホイ・クァンを無視/エマ・ストーンがミシェル・ヨーを無視?)については、
①あれが差別の場合: まずなにより被害者がため大問題。式自体と主催もハラスメントや差別が起きた際に対応できる体制になっておらず問題。
②あれが差別でない場合: 本人たちがそれで良いと納得している演出でも、(本来なら称賛されるべき役職にも関わらず)アジア人が「添え物」にされている様を世界中に発信してしまったことが大問題。映画賞の演出としても大失敗。
なので、あの場面について「差別じゃないですよ」という弁明が流れてくるだろうけど、どちらにせよあの場面が「差別表象」として働いたこと事実。
一晩経って火消し(先ほどミシェル・ヨーが「エマの親友と一緒に渡せて嬉しい」と投稿していた)が始まり、これから「差別じゃないと判明したのに怒るな/本人たちが納得してるのに怒るな」と黙らせる動きもあるだろうが、あの場面を観せられたAsians含むPOCは引き続きあの酷い授賞式に抗議していいと思うし、抗議すべきだとも思う。