私から言えるのは、確かに、事故直後のTwitterを中心に起きた福島バッシングはひどかったのですが、時間の経過とともに、少なくない人たちは落ち着きを取り戻し、申し訳ないと思っている人もいる、ということです。
そのような方から講演の声をかけていただくことも最近はちらほらあります。
私の著書を読んで、「当時私たちは、福島県内に住んでいる人たちがどう考えているかなんて、まるで考えたことがなかった、ということに気づいて、本当に反省した」と涙ぐみながらおっしゃってくださった方もいます。Twitterのエゴサでも、同様の声を見かけたことがありました。
可能であれば、当時、福島に住んでいる人にひどいことを言ったと思っている人には、「ごめんなさい」を言葉に出していただければ、と思います。
直接のレスポンスはなくても、誰かが見ていて、それですくわれる人もいると思います。