刈羽村が柏崎刈羽原発の再稼働請願を採択したとのニュースですが、正直、福島事故の教訓をなにも学んでおらず、たんに事故前に回帰しただけの主張なされており、これも「変わらない/変われない日本」を象徴するような話だと思います。
安全神話の再来ですね。
「日本の新規制基準は世界で最も厳しいものと言われている。そんな中でそれをクリアしたものは安全であると思う」
こちらも安全管理の丸投げと責任意識の欠如に見えます。
「規制当局が「安全に発電ができる」判断するわけなので、私はそれを十分に尊重したいと、ただそれだけ」
私は原子力発電については反対も賛成もしませんが、こうした福島事故の教訓をなにも生かさない怠惰な姿勢は大いに不満ですし、こんな姿勢ではまた原発事故が繰り返されると思います。
地殻運動の活発化に加え、気候変動によって気候は今後も極端化し続けるなか、過酷事故がまた起きる可能性は必ずしも低くない、と私は思っています。
「柏崎刈羽原発の再稼働を求める請願を村議会で採択」 村長は地元同意が必要だとするルールはない…
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d1d88810c4d01735945af4a457c3f2a7a96757e