"汚水処理施設が稼働していないので、230万の人口の生活排水が、トイレの排水から何から何まで未浄化のまま大量に地中海に毎日毎日、この間ずっと排水され、海が汚染されています。渓谷流域の地下水も汚染されています。
その結果、ガザの水道水は現在、97パーセントが飲料に不適です。ごくごくわずかの経済的に恵まれた人は、浄水用のフィルターやミネラルウォーターを買えるけれども、そうでない人、圧倒的多数の人々は、体に悪いとわかっていても、水を飲まなかったら死んでしまうので、汚染された水を飲むしかない。生きるための水がガザの人々の命を内側から蝕みます。そして、今、その水すら手に入らないという状況です。"
「体に悪いとわかっていても、汚染された水を飲むしかない」“世界最大の野外監獄”と呼ばれる、ガザが直面する本当の問題 | 文春オンライン
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