新事実語られず、遠い真相解明 政倫審、識者は「パフォーマンス」 | 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20240229/k00/00m/010/296000c
NPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長が特に問題視するのは、裏金づくりが始まった経緯が明らかにならなかった点だ。「問題の原因が分からなければ再発防止などの解決策を導き出すことはできない。やはり、真相解明は党派を超えた第三者的な機関を設けて改めて行うべきだろう」と語る。
岸田首相が政治資金収支報告書の不記載があった議員の処分について明言を避けた点にも「明らかな法律違反。自民党としてどうけじめをつけるのかはっきりせず、この点も物足りなかった」と疑問を呈した。