以下の記事を元に、「人の認知の偏り」について考えた。
「世界の終わりではない」気鋭のデータ科学者は地球の未来を楽観する
https://mainichi.jp/articles/20240124/k00/00m/040/098000c
有料部分も含めて記事を読んだが、感想は「うーん、そうかな〜?」。
短くいうと、
「気候危機を避けがたい破局だと思いこみ絶望することは、かえってよくない。ハンス・ロスリング(『Factfulness』)を見習って、未来への希望を持ち、持続的な未来に向けて脱炭素を進めていこう」
というお話。
しかし、世の中の多くの人々は「楽観」というところだけを見て安心して「何もしない」道を選択しそうな気もする。日本では「マスクを外そう」という政府のメッセージが、「コロナ禍は終わった」と受け止められた。
この記事で本当に重要なメッセージは、(1) 1.5度目標は絶望的であること。(2) それでも、わずかでも温暖化を避けるための努力は続けるべきであること。なぜなら"わずか0・1度の違いが地球全体への影響や人間の生命を左右するのだから。"
気候変動は、人間を含む多くの生き物の生き死にに関わる問題だ。そこはちゃんと伝わっているだろうか?
(続く