野沢温泉村が30億円かけて設置した最新鋭の「長坂ゴンドラ」は8人乗りだが、中では外国語が飛び交い、外国人等は誰それ構わず英語で話しかける。
ゴンドラを下りてゲレンデに到着すると、多くのスキーヤーやスノーボーダーが、暖冬で雪が少ない中でも楽しそうに滑っている。
スキーレッスンもそこらじゅうで行われているが、受講者だけでなく講師すら外国人ばかりで、インバウンドがどれだけ日本人雇用を生み出しているのかがわからなくなる。
欧米人や東南アジア人がいかにも高そうなスキーウェアで闊歩する一方で、日本人は中高年が古びたウェアで、若い世代が安そうなウェアで滑っている。
今年はワークマンのAEGISを着ている人を見かけることすらなくなったが、ついに来れなくなってしまったのだろうか。
昼食はゴンドラ近くの「レストハウス やまびこ」へ行く。
日本に何度も来る外国人スキーヤーたちも日本のスキー場でカツカレーを食べているのは今や普通の光景となった。
外国人の好みに合わせ、サンドイッチやピザ、グラタン、ハンバーガーなどもある。
ここはニセコのように高くはない。