原子力規制委員会の委員長と地方紙の若手記者とのやりとり。
地元紙の若手記者の質問に「避難もできない、屋内退避もできない、という状況については議論しない」と答える規制委員長と事務方。
正直に、避難も屋内退避もできない状況で、放射線防護にできることはなにもない。そういう状況になった時に、自分たちにはなにも助言できませんし、現実問題としてなにもできないんです。と答えるべきではないでしょうか。
ただ、おそらくそういう状況でも、ノルウェーなどの危機管理に強い国なら、サバイバル的な自助防護の手法を考案し、住民にきちんとあらかじめ助言すると思います。
(「これだから、他国に侵略蹂躙されたことのない国の人間は、考え方が甘っちょろくて困る」と呟きたくなるやりとりです。)