基本的な心構えとしては、科学に基づく投薬も必要だし、プラグマティックな身体技法(腹式呼吸や猫背矯正)やセルフ認知行動療法も必要だし、実存的で自己啓発的でマインドフルネス的な話もどこかで必要だし、自助団体というかピアカウンセリング的なものも必要であって、あとは、個人(このわたし)にとってカスタマイズされた組み合わせのベストなあるいはベターなスタイルを試行錯誤していくことなんだろうな。パニック障害になって最初に読んだのが、純粋に身体的なアプローチ(呼吸法や姿勢を重視)の小塚高文さんの『パニックくんと不安くん』で、それは結構バランス的に良かったのかなと思った