だいたいクラシックだったら、夫に聞けばわからないことはなかった。映画音楽など、何が使われているかエンドロールでわかるのだけれど、キアロスタミの映画はペルシャ文字が読めなくてお手上げだった。帰宅して、夫の前で歌ってみせたら、ちゃんとチマローザのオーボエ協奏曲のCDが出てきて、なんて、便利な人だろうと感動したのは、遠い思い出。