それから、住民合意が必要な議論は、米山隆一さんが今回やったような、当事者そっちのけで外部に論争を広げる進め方は、まず失敗します。
初期対応はものすごく重要で、自分たちそっちのけで勝手に他のところで決められる、話が進められている、というのは、当事者を100%の確率で激怒させ、その後、話し合いを行うことができなくなります。
本当に政策として進めたいのであれば、林直樹さんのような現地事情と俯瞰的視点を持つ人たちと話をして、現実的にどのような手段がありうるかを検討し、いくつかのシナリオを想定しながら、話し合いのプロセスをどのように行うべきか、実務的な検討を行うべきだと思います。