ここ3週間、ドイツで「メディアが社会を動かす」すごい実例を目撃している気がする。ドイツのファクトチェック団体「Correctiv」が、極右政党AfD保守政党CDU右派、ネオナチらによる密談の詳細を公開してから3週間で、各地で300万人以上が極右に抗議するデモに参加している。ジャーナリズムの公正を保つため、独立し調査することを主軸に置くCorrectiv。寄付で成り立っており私も少額ながら毎年応援してます。批判的、かつ社会をしっかりと見すえていく機能を持つのがジャーナリズムであると考える彼らはドイツ語圏のニュースの信憑性の調査もしている。とはいえ極右政党AfD支持者はこんなことでは揺らがない(からこそ、この公表後すぐAfDの政治家が「こんなこと秘密でもなんでもない」と言って憚らなかったわけだ)AfDに反対する有権者を団結させられるよう政権・他党もしっかりしてくれないと。AfDが禁止されたとしても根本的な解決にならないとは、個人的には思っているのだが・・ https://www.tagesschau.de/inland/demos-gegen-rechtsextremismus-104.html #本日気になったドイツニュース