このルールを適用しても、まとまらないときはあると思いますが、そういうときに必要なのは、「まとまるまで話し続ける」だけです。
大きく利害がかかわる紛糾する議題の場合は、1回や2回の話し合いでまとまると思う方がまちがいで、年単位で話し合う腹を決めてしまえば、必ず落とし所は見つかるはずです。
だいたい政府や行政が住民合意に失敗して紛糾するのは、時間をかけないから、という単純なところにおおもとの原因があると思っています。
揉めるものは揉める、それはしかたない。揉めるものが揉めないのは、全体主義国家か、強権独裁国家だけだと思います。