"これは、勢いなんだなと中の人は見ています。
東京都の小池都知事も、関東大震災時の朝鮮人虐殺者の慰霊行事への弔辞を送らなくなりました。
入国管理局では、世間の眼が届かないことを良いことに、暴行や放置といった生殺与奪の権限をにぎったかのようなふるまいが行われていると指摘されています。
警察官は、外見で白人を除く外国人への職務質問を(不審な点があろうとなかろうと)行う。
そしてインターネットの世界では、人種差別、日本人の純潔を求めて、日本人に従い従えないものは出ていけ、帰化しても外国人だ、外国人は犯罪者が多いーといった、排外的意見が大手を振っており、それを先導する政治家や有象無象がいる。そして矛先は障碍者、高齢者らにも容赦なくふりそそがれる。国民皆保険廃止までいい始める。
「他者に思いをいたすこと」が、これほど荒廃してきた世の中だからこそ、追悼碑撤去まではーと諫言できる人も出てこなかったのでしょう。"