共和党の大統領予備選でトランプに挑戦を続けるニッキー・ヘイリー(元サウスカロライナ州知事、元国連大使)。彼女が大統領になったなら、違法移民と国境警備で連邦政府と対立するテキサス州が、連邦を離脱することを容認するとの発言が物議を醸している。その後、あくまでも仮定の話で起こることはないと、トーンダウンしたが。
この発言で思い出したのが、”未来予測”をしてきたシリコンバレーの導師、#PaulSaffo 氏の2007年の講演。
「米国が今世紀半ばまでに今の連邦国家という形態で存続する確率は50%以下 ... 民族国家(Nation States)から都市国家(#CityStates )へと権力や経済の中心は移行する」
シンガポールは成功例。シリコンバレーやロサンゼルス、また、カリフォルニア州も同様な都市国家的な存在になる可能性が十分あると述べている。テキサス州の連邦離脱議論は、United States of Americaの終焉を予言するものではないのか?
地震で顕在化した地域格差。東京が都市国家になる日は来るのか?