人が他者を、他者の生きるや暮らしを想像し切ることは不可能だ。ある程度の想像はできる。しかしそこに困難や苦しみがあったとして、そこまで想像力を駆使して推し量ることは無理だ。
…という前提に立つことが人権の入り口だと思う。誰も他者にはなれない、だからこそ、他人のことは推し量れないからこそ、守るべき守られるべき普遍のラインがある。そういう理想と目標の達成を目指そうという理念が人権論だと思う。
しかしその入り口に立とうという人は稀だ。「他人のことを想像するには限界あるよね。」からの「だから他人のことは考えるだけ無駄」と自分を説得したり納得してみたりしては、人権という交差点をヒョイっと曲がってネオリベ路地へ入っていってしまう
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おハーティさん:2501 (hearty2501@zirk.us)'s status on Thursday, 01-Feb-2024 15:05:45 JSTおハーティさん:2501