@tadd なるほどなるほど!! ヒトが知覚する色をどうやって3つの数字に変換するかという文脈ですね。残念ながら僕はまったくぜんぜん知らない分野でした。失礼しました。
天文はヒトの視覚から発達した分野で、例えば星の明るさの基準はこと座のベガという星だった https://astro-dic.jp/magnitude/ のですが、赤外線で観測すると普通の恒星よりもずっと明るいことが判明 https://www.isas.jaxa.jp/j/column/famous/14.shtml したりして、ヒトの視覚には頼らないように発展するしかありませんでした。すべての観測装置はどうにかして明るさの知られている天体を利用して自身を較正します。それでも3つの波長で撮像したデータなら波長の長い方から短い方にRGBに割り当てて疑似カラーの絵にすれば、例えば赤外線から可視光線では短い波長ほど宇宙空間の塵に吸収されやすいので、赤い星ほど塵による吸収が強いだろうということが感覚的にわかります (そして長い波長ほど塵に吸収されやすいX線での感覚とは逆という事故が起こりますw)。そういうわけで、アートとしての天文写真だと事情は違うのかもしれませんが、観測で得られるデータとヒトの知覚との間にはあまり強い関連はなくなってしまっていると思います。