炎上しているらしい読売テレビ社長のこの発言、いわゆる「セカンドレイプ」案件なのですが。ご本人は、これが「フェア」な態度と信じて疑っていないだろうと思います。
今は炎上していますが、この発言が3年前なら、「そうだそうだ!当人同士が対決すればいい! 女の方も嘘じゃないなら正々堂々と主張すればいいんだ!」という賛同の声が大挙して沸き起こったことまちがいないと思います。
昭和まで戻らずとも、平成の間もずっとこの社長の感覚が普通でしたし、それが変わったのは、ここ数年のことで、それはおもとして、性犯罪に対して実名顔出し告発した女性たちの動きがあったからだと思います。
この社長の発言の異常さに気づかなかった方は、感覚がかなり時代錯誤になって、下手すれば解雇案件になる危険性が高いと思いますので、そう思って気をつけられた方がいいと思います。
「仮に事実関係がある程度認められた場合でも、「出演の可否は番組の性質によるということに尽きる」とした。その上で、「たとえば報道番組で、松本さんと被害に遭われた女性が対決してくれるというのであれば、今すぐにでも私は放送したいと思う」と語った。」
松本人志さんの芸能活動休止 読売テレビ社長「大変困惑している」
https://www.asahi.com/articles/ASS1K6W59S1KUCVL02Z.html