昔、立川談志が寝てしまった客に暴言を吐いて裁判になったことありましたね。
裁判は客が負けたけど、「素晴らしい落語家が、寝そうな観客を目覚めさせた」のではなく、「昔は才能があったけれど、気がついたら小声でボソボソ喋って、これがわからなければ通な客ではない」という権威になったもんだと思いましたが。
弟子も「最後まで師匠は最高」な人もいれば、名前を忘れた談志直系の弟子が本で「あの人は途中で芸の追求から安易な道へと逃げてしまった」と書いていましたね。
別に原稿料も広告宣伝費も貰っていないから、褒めようが、貶そうが、上手でも下手でも、なんでも好きにやればいいのですよ。