この本にのっている言葉で、いちばん好きな言葉。
それは、
「失敗しても、コミュニティは育つ」
です。
社会運動。非暴力行動が主流になってからは成功率が上がったとか、最近はまた、…とか色々なデータがあるのですが、200%の成功が約束されている社会運動なんてありません。
だからこそ5つものステップを設け、つくり込むのですけれども、それでもやっぱり、失敗するときは失敗します。
そんな時にどうするかというと。
失敗したと思えないほど互いのがんばりを称え合うのですね。
実際に、アメリカのある選挙キャンペーンで起きたことです。
それはなぜかと聞くと、
何もしなければ生まれなかったところに人びとのつながりが生まれ、リーダーシップが育っている。それがベースとなって、次はより大きなことにチャレンジできるから。と答えが返ってきたそうです。
ここまで、ざっくりコミュニティ・オーガナイジングについてお伝えしてきました。
みなさん、改めましてよいお年を。
一揆のやり方がこんなにくわしく。
しかも本屋に2,000円で売られている。
奇跡みたいな時代。