前々から思っているのですが、新聞社や出版社など有料コンテンツを生産してそれで収益を得ている会社が、自社サイトやnoteなどで無料コンテンツを公開するのは、自分で自分の首を絞めているようなものではないのでしょうか。
現在のコンテンツ産業にとって、最大の障壁のひとつは、コンテンツが過多になっていて、視聴者や読者の時間の奪い合いになっていることだと思います。
ライフスタイルとしても、昔に比べると時間の余裕がない人の方が多いと思いますし、どれだけ良質のコンテンツを生み出されても、それが無料であろうが有料であろうが、時間の限界がある以上、もう追いきれない、というのが現実のように思えるのですが。
アクセス数を増やしたい、認知度を増やしたいというのもわかるのですが、無料コンテンツを公開するよりも、その労力をコンテンツをどのように収益化するかの方に向けた方がいいように思うのは、余計なお世話でしょうか。