この何十年もかけて、日本のTVは子どもたちに絶望をこれでもかと刷り込んできたんだね。
強い者には所詮勝つことなんてできないことや、この世に正義なんてないこと、弱い者は強い者に媚びて気に入られる以外に生きる術はないこと、何をされてもヘラヘラしてないとどんな目に遭わされるか分からないこと、その憂さは自分より弱い者を虐めて晴らせば良いこと。
どんなに苦しい状況でも、偽りの笑顔を貼り付けて、偽りの希望を語っていないと許されないこと(ジャニーズ)を毎日毎日、学校とTVのスクリーンを通してこれでもかと叩き込まれてきたんだよ。親も「良いから黙って従え。人に迷惑かけるな。ろくに勉強もできないくせに生意気言うな。誰のおかげで食っていけてると思ってるんだ」と言い続けてきたし。