からだの洗い方を、僕らは小学校の低学年のころに、お父さん、お母さん、あるいはお祖父ちゃんやお祖母ちゃんかもしれませんが、身近にいるおとなに教えてもらって、ずーっと、場合によっては死ぬまでその洗い方でからだを洗うんです。
その間ちょっと、美容関係の雑誌なんかを読んでアップデートされるかもしれないけど、まず腕を洗って、次に胸を洗って、というような基本的なところは、変わらないと思うんです。
正義っていうのも同じで、幼いころにテレビで見た正義が正解になっているひとが多いと思います。
でも、正義というのは、からだを洗うことのように、簡単なお話ではなく、難しい概念だと思います。
僕たちが、こどものころに覚えた『正義』は、そういうこども向けの正義だったのではないか、というところに立ち返って、もういちど、正義について考えてみてはどうだろうか、と、僕は思いました。
糸井重里の声で読んでください。
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さよならおやすみ (sayonaraoyasumi@mstdn.jp)'s status on Thursday, 21-Dec-2023 19:24:37 JST さよならおやすみ