リベラリズムではなく新しい選択肢を!というのがあなたの主張の趣旨だと私は思っていましたが、違うのでしょうか?あなたの文章を読んでいて、リベラリズムを批判しながら発展的に考えていくというような風にはとても読み取れませんでしたよ。
私は西洋の思い上がった勘違いリベラリズムがリベラリズム自体の持つ本質的な問題だとは思っていません。それは単なる西洋人の思い上がりと勘違いに過ぎないと述べています。
自分たちの思い上がりと自己中心的な世界観の問題と、リベラリズムという理念の問題を切り離して考えるべきだと思います。その思い上がりのメガネでよその国まで俯瞰して、またそれを他地域に押し付けるのはやめろと言っています。私たちは最初からそんな色眼鏡はかけていない。掛けているのは思い上がった西洋人だけです。
それはあなたが仰った古いフロイトのような男性中心主義の男性がかけていたメガネで見た個人主義についても同じです。差別側の人間は自分中心のメガネを掛けて世界を見ているので死角がたくさんあるけれど、それ以外の人間にはちゃんと見えているのだということを知った方が良い。そしてそれ以外の人間にも個人主義は有効です。自分の過ちは自分の過ちに過ぎないと気づくべきです。