原作小説を読んできたんだけど
あれ、ローティーン向けなんですね。分かるかな、私の世代だと折原みととか、そういう、りぼん、ちゃおを卒業した子の次の選択肢。10歳〜14歳くらいが対象。
ぼくね、戦中の漫画による少国民プロパガンダ、1960年代スポ根漫画による軍国精神復興などに興味があってね。
憶測、と前置きして私の意見なんだけど
「ローティーン向け小説を高校生向けにアレンジして自衛隊に入ってもらうために作ったけど保守層にも泣いて欲しいからグダグダ」
というシロモノじゃないかな
小説そのものは酷いもんで、無邪気な戦争肯定・・・以前に、戦争を幼いエモ消費する、これよく右翼怒んねーな?というシロモノで、かつ戦争肯定が含まれるので私も怒ってますね。該当部分についてこどもに赤線引いて「こーゆーのを笑い飛ばせ」って教えたいレベル。
で、それを映画にして、ハイティーンに自衛隊に入ってもらいたいから主人公の年齢層を上げて、
その割には朝ドラ俳優っていう高齢保守に目配せした地味な絵柄で、
戦時プロパガンダ漫画も「説教くさくてつまんないからこどもたちに不評」って話だったし、高齢右翼だけが涙する難解なブツになりそうな予感(観る気なし)