このむちゃな道路整備費も、国が55%を負担。当初の250億円から地中のメタンガス対策などで、346億円に上振れした夢洲への地下鉄延伸工事も、うち88億円が国の負担であることを思えば、大阪以外の国民も無関心ではいられないはずだ。
「そもそも夢洲には電気や上下水道も通っておらず、整備はこれから。今は建設業者が仮設トイレや発電機で対応するありさまで、総額1554億円の土壌汚染・液状化対策も、さらなる増額が確実視されています」(建設業界関係者)
これらのインフラ費用を含めると、万博の総費用は軽く1兆円突破は確実。
東京五輪の二の舞いを避けたければ、中止以外の選択はない…