"マラク・サルマンさんは16歳だった2016年、エルサレムでイスラエルの警官を刺そうとしたとして逮捕された。イスラエル当局によると、負傷者はなかった。それでもサルマンさんは殺人未遂の罪で有罪とされ、禁錮10年を言い渡された。控訴によって刑期は9年に短縮された。
サルマンさんは24日、9年のうちほぼ8年の刑期を終えて釈放され、エルサレムでようやく家族との再会を果たした。しかし家族が釈放を祝うことは許されなかった。
「イスラエル当局は午後2時から私たちと一緒にいて、家を取り囲み、お祝いの飾りを全部はぎ取った。彼らは私の娘の釈放の喜びを奪った」。マラクさんの母、ファティマ・サルマンさんはそう訴える。"
起訴も裁判もない拘禁、子どもの拘束 パレスチナ人釈放で明るみに出たイスラエル司法の実態(2/2) - CNN.co.jp https://www.cnn.co.jp/world/35212169-2.html