学生時代は、「家族は、国家統治の形態である」と文言を見てもピンと来なかったのですが、ここ10年ほどの日本だけでなく世界的な流れを見ていると、なるほど、確かに家族とは統治の形態であり、女性の生殖機能(すなわち生殖にまつわる決定権)もまた統治のツールとして用いられ、支配/被支配の主要な題材となるのだ、ということがよくわかります。
日本の保守もこれと思想的には同根でしょうから、本音では同じことを思っているのだろうと思います。
「ロシアでは大家族が社会生活の規範となり、女性は子どもを産みたいと思うべきだ」
ロシア議員「女性は産みたいと思うべきだ」 強まる中絶規制、各地で法案可決も
https://www.asahi.com/articles/DA3S15802145.html